私が入会した2009年、会員数130名程度の団体でしたが、現在、IJCEEは、会員数は4倍、日本で2番目に大きな通訳案内士団体になりました。
その理由は、発足当初から一貫している、ぶれない方向性にあると思います。今ではすっかり人気プログラムになった「築地歩き&寿司作り」や、茶道・生け花・書道・着物体験など、外国人に本当の日本文化を知ってもらうためのプログラムの実施、そして、観光は人的なサービスが基本という考えに基づいた、ガイド養成ときめの細かいホスピタリティの指導です。
また年間200回を超える実務研修では、自分の知りたい分野のトップレベルの講師から指導を受ける機会に加え、また、研修やガイド機会を通じて会員同士の交流により、ややもすると孤独になりがちな通訳案内士にとって、かけがえのない連帯感があります。